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  2007年2月25日 綿花から糸を紡ぐワークショップに参加してきました。

 2007年
2007.2.25
 
   

2006年
2006.11
2006.10
   


  「綿とふれあう体験工房」八千代共生会主催 in千葉県八千代市
講師:田畑健さん(鴨川和棉農園 代表)

朝10時からの講座でした。が、電車の乗り換えに失敗し、ギリギリの時間に駅へ到着。
さらに会場の場所を間違え、遅刻しての参加でした。
(みなさま、申し訳ありませんでした  >_< )

もう始まっていた所へゼイゼイハァハァ言いながら入りました。
綿花から種を取り出し、手で糸を紡ぐところからスタートです。
紡ぎ方は、手で同じ方向に縒りをかけていくだけ。
(おお、こうするんだぁ〜。確かに市販の糸もこうなっています。)

とはいえ、作業としては単純なだけに技術の無さが露骨にでます。
一応、糸状にはなるのですが、太さが一定せず、えらくデコボコです。
しかも縒る動きについていけずに手がつりそうになる始末。うぐぐぐ。

次のステップは道具を使っての紡ぎです。
竹駒という道具を使います。
大きな編み棒のようなものに、輪切りした木を付けたものです。

やはり手で紡ぐのに比べるとはかどります。
さきほどより感覚がつかみやすいです。
でも、油断するとすぐに切れてしまう。あちこちで小さな悲鳴が上がっています。
私も「うぎゃっ」「くぅ」など呟きながら、とにかく集中。
練習あるのみです。くるくるくるく〜る。

そのあと種を取る道具、チャルカ(さらに進化した糸紡ぎ機)を見せていただき
紡ぐのは午後からということで、お昼休みになりました。

みなさんと食事をいただきながら、それぞれ自己紹介をしました。
遠くからいらしている方が結構多かったです。

20人ほどの参加者の中、東京からいらしているのは5名ほどだったでしょうか。
東京といっても世田谷、三鷹など、ここからだと遠い方です。
もしかしたら足立区の私が一番近かったかもしれません。

移動だけで3時間以上かかりました、という方も何人かいらしたので驚きました。
やはり、こういうワークショップって近くではなかなかないんでしょうね。
その代わりという訳でもないのでしょうが、ご自分の畑を持っていらっしゃる方も多く、
すでに綿花を栽培されている方も何人もいらっしゃいました。
(私の今の家で畑を持つのはほぼ不可能なのでちょっぴりうらやましかったです)

そこから綿に興味を持ってという方、アロマテラピストの方、園芸療法の方、
パタンナーの方、しょうがい者と活動されている方、などなど様々な方がいらしていました。
 

 

午後は、種取り機で種を取り、カーディングし、篠(綿を棒状に巻いた物)を作り、
チャルカで糸を紡ぐという行程を体験しました。

種取り機が楽しかったです。いつまでもくるくると回してしまいます。→
これが一番楽しいという方、多かったです。
(写真は、全て講師の田畑さんが作業しているところを撮影させていただきました)


 

←そして、綿花用のカーダー(でいいのかな?)でカーディング。

これ、綿がすごく「かわいい」のですよ。ふわふわのほわほわ。
しろくやさしく気持ちのいいものが目の前に現れます。いいわ〜。

 
また、これは実演だけでしたが弓のような道具(唐弓)を使った綿打ちも
見せていただきました。
びょんびょんびょんびょんびょん・・・
リズムミカルな音と共に、バシバシバシと綿が舞い上がります。うわぁ。

昔はこうやってお布団屋さんでも綿打ちをしていたそうです。
力はいると思いますが、楽しい作業だと思いました。
(見ているだけだからかもしれませんね)
仕事なんだけどどこかに遊びがあるというか、何というか。

                   
  ちなみに、この道具類はすべて田畑さんがご自分で作られたそうです。すごい!!

こうやって使う道具を自分で作るっていうのって憧れです。
それは当たり前、と思う方も多いかと思いますが私にはなかなかできないことです。

←ふわふわになった綿を一升マスの上でくるくると巻いていきます。
「篠」のできあがりです。
  
        
  そしてとうとうチャルカの登場です。
(チャルカはインドのマハトマ・ガンジー氏自身が一番大切だと語っていた思想を
 象徴するものでもあるそうです)


糸を紡ぎ枷にするまでには何度も何度もくるくる回転させる行為がでてきます。
それが、輪廻や世界の循環・回転などを表しているのでしょうか?

そして使ってみた感想は。とても気持ちのいいくるくるでした〜。
右手でチャルカの円盤を回しながら左手に持った篠の状態に集中し、
微妙にひっぱり、おさえ、回し、糸にしていきます。
大事なのは左手です。右手は勝手にクルクルしてしまいます(笑)

最後は、それまでに紡いだ糸をつないで枷にしました。
チャルカで枷を作っていくのも、カラクリみたいなつくりでおもしろいんですよ。

        
  慣れない集中と姿勢のためか背中と肩ががパンパンに張ってしまいましたが
他の方々と和やかにおしゃべりしながら楽しい時間を過ごすことができました。
昔の女性たちはこういう時間を過ごしつつ紡いでいたんだろうなぁ・・・。

←んで、できたのがこれです。
え?毛糸?と思われる方がほとんどかと・・・。

これはわざとこのように作ったわけではなく、とにかく均一に「細い糸」を
目指してつくったのですよ・・・。

いや、これはこれで「味がある」んですよ。
しかし、・・・道のりは遠いなぁ・・・。


この体験、おすすめです。
器用な人はもちろん、不器用な人もそれなりに、夢中になって作れると思います。
そして、普段身の回りの、ありふれた「綿」について、
このように手間がかかるものがなぜこんなにもあふれているのだろう?など、
いろいろな思いを巡らすことができるのではないでしょうか。

なぁんてカッコつけたことを言っていますが。単純に楽しい!です♪
貴重な体験をさせていただいてありがとうございました。